J:COMとは?国内最大のケーブルテレビサービスについて詳しく解説

テレビ番組イメージ

テレビを視聴する方法として、テレビアンテナを設置して受信する方法が一般的ですが、
映像コンテンツが増えたことにより現在は様々な方法があります。
その中で国内最大のケーブルテレビを提供しているサービスが、JCOMです。
今では日本全国約500万世帯以上に配信されており、ケーブルテレビ以外にも様々なサービスを抱き合わせることができます。
今回は、このJ:COMについてその契約方法や内容について詳しく解説をしていきます。

ケーブルテレビとは

電波ネットワークイメージ

ケーブルテレビは光ファイバーケーブルや同軸ケーブルで有線で繋ぎ、インターネットやテレビなどを提供するサービスのことです、
ケーブルテレビは、ケーブルテレビ会社で地デジ・CS・BS放送などをまとめて受信します。そしてその受信した放送などをケーブルテレビ会社が所有する同軸ケーブルで各家庭に分配します。
そのため、ケーブルテレビで視聴するには、各会社と契約を結ぶ必要があります。
ケーブルテレビの一番のメリットは、電波の弱い地域でもテレビを受信できるところであり、アンテナの方向を決めたり、雨風でテレビが映らなくなるといったことがありません。
また、数多くの番組を見ることができるため、地上デジタル放送では見ることのできない番組を楽しむことができます。

J:COMとは

J:COMロゴ
参考:J:COM公式HP

J:COMは、札幌から福岡まで全国5大都市圏でケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話サービス、モバイル、電力等の生活インフラに関する事業を展開しています。国内最大手のケーブルテレビ事業者であり、500万世帯を超える契約数を誇ります。
ケーブルテレビだけでなく、インターネットや電気といった生活必需品を一緒に契約できるため、管理が非常にしやすくなります。
J:COMは地域密着型のサービスを目指しており、契約後も担当社員によるアフターフォローが充実しています。
また、カスタマーセンターも365日稼働しており、不明な点は直ぐに確認することができる点もメリットです。

J:COMの評判は?

評判イメージ

J:COMを検索すると、様々な評判が出てきます。それぞれ、良い評判もあれば悪い評判もありますので、その中でも気になる評判についてまとめていきましょう。

料金が高い

J:COMのケーブルテレビの基本料金は、地上波・BS・専門チャンネルを含めた91ch以上ご視聴いただける一番選ばれているスタンダードとスタンダードよりも8チャンネル多い”スタンダードプラス”がそれぞれ、スタンダードプラン月額 \5,522(税込\6,074)、スタンダードプラス月額 \6,522(税込\7,174)です。
地上波放送を以外のチャンネルを見ることができるため、単純に比較はできませんが、余り見たい番組がない、見る頻度が少ない場合には、少し割高に感じるかもしれません。

ただし、インターネットや固定電話などを組み合わせることで、セット割りを使うことができます。特にインターネット契約は今ではどこの家庭でも必須ですので、検討してみてはいかがでしょうか。
公式ホームページからシミュレーションができますので、参考にしてみてください。
J:COM公式ホームページ

回線速度が遅い

これはテレビに直結することではありませんが、インターネット回線が遅いという評判もあるようです。テレビとインターネットを同時契約できるところがJ:COMの魅力の一つですが、回線速度が遅いのは良いイメージではありません。
ただし、これは全部の回線が遅いわけではなく、一部相性の悪い環境によって回線が遅くなっていると思われます。
いくつかの評判を確認すると、J:COMになってから速度が回復した、J:COMに変えて本当に良かったと、前向きな意見もあります。
また、Wi-Fiも同様に一部ユーザーでは使えないという報告があったり、問題なく使えるという報告があります。
JCOMはあくまでケーブルテレビがメインの企業ですので、インターネット回線があくまで付帯サービスであるということは念頭に置いておいた方がいいかもしれません。

解約金が高い

J:COMは解約金が高いといった評判もよく見られます。一昔前は、解約金が\40,000も請求された方がいたため、そのウワサが広がりJ:COMは解約金が高いというイメージを持っている人がいるのではないでしょうか。
実際に解約のタイミングによっては高額な解約金が掛かる場合がありましたが、現在の解約金は当時よりも安く抑えられています。
2022年7月の電気通信事業法の改正によって解約金額は安くなり、プランによって多少異なりますが、最大で\4,950となりました。
ただし、撤去工事が必要になった場合は、別途\10,780もしくは\4,950の撤去工事費がかかります。
そのため、以前よりは抑えられているモノの、解約金が掛かるということは球に入れておきましょう。

しかし、無料で解約できるポイントがあり、それは更新月(満了月+翌月)です。
更新月が近づいてきたときには、今後J:COMを続けていくのかどうかしっかりと考えて更新するようにしましょう。

J:COMのメリット・デメリット

それでは、J:COMのメリットとデメリットをそれぞれ確認していきましょう。

メリットデメリット

メリット:地デジの電波が届かない地域でも視聴できる

まずは、ケーブルテレビのメリットと同じように、電波の届かない地域でもテレビを視聴することができます。そのため、山奥で電波塔が建っていない地域や、周りの高い建物で電波が遮られている場合でも、問題なくテレビを楽しむことができます。また、チャンネルの数も非常に多いため、通常のテレビ放送では楽しむことができない番組も豊富に視聴することができます。

また、テレビアンテナは台風や雷など自然災害でアンテナが故障し、テレビが見られなくなることがあります。
しかし、ケーブルテレビであれば、天候などの自然災害に影響されることなくテレビを視聴することができるため、テレビが映らなくなったというストレスがほとんどありません。

メリット:実はケーブルテレビの料金が安い

J:COM料金が高いという話がありましたが、実は他のケーブルテレビと比較すると金額的には安く抑えられています。詳しくは下記の表を確認してください。

 ケーブルテレビ 月額料金(税込) チャンネル数
J:COM \6,074 91ch
東京ベイネットワーク \6,710 50ch
star cat \6,050 88ch
ケーブルテレビ品川 \9,689 77ch

他のケーブルテレビでもセット割等のサービスはありますが、ケーブルテレビだけを見るとJ:COMが料金を抑えて視聴できることがわかります。

メリット:セット割りが便利でお得

J:COMではケーブルテレビの他にも、固定電話やインターネット、電気ガス等の家庭インフラ系のほとんどのサービスを展開しています。
多くの家庭では、これらのインフラはそれぞれ個別に契約をしていると思いますが、J:COMでは、これらを一本化することができます。一本化することで、支払先が統一され、管理が非常に楽になります。
また、これらをセットにすることでセット割りを使うことができ、料金を安く抑えることが可能です。
プランによって割引率は異なりますが、J:COMに変えることで、月に数千円も安くなった方もいるようです。
J:COMは高い…と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、契約の仕方によってはかなりお得になりますので、一度検討してみるのもよいでしょう!

デメリット:月額料金がかかる

これは地上デジタル放送と比較するとケーブルテレビ全体のデメリットですが、どうしても月額料金は必要となってきます。ただし月額料金を払う分、視聴できるチャンネルの数が非常に多いため、映像コンテンツは大いに楽しむことができます。動画配信のサブスクの一種考え、どれくらい納得できるかを考えて契約するようにしましょう。

デメリット:ネット回線が遅い可能性がある

ネット回線はあくまで付帯サービスですが、テレビ契約と同時に行う方は非常に多いです。しかし、J:COMはケーブルテレビがメイン事業であるため、インターネット回線のスピードは他社と比較しても遅い傾向にあるようです。
もちろん場所によっては、充分なスピードで受信できていることもあります。
現代は回線なども徐々に改良をされていますが、インターネット回線のスピードには事前に注意しておきましょう。

まとめ

さて、ここまでJ:COMについての解説を行ってきました。
テレビを視聴する方法はアンテナを設置するだけでなく、このようなケーブルテレビといった方法があります。
様々なチャンネルを見ることができ、自然災害の被害を受けないといったメリットがあるため、新しくテレビ環境を整える方は、是非一度検討してみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です